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盛者必衰の理を・・・、デジカメ市場8年で7割減! カメラメーカーの行く末は!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

デジタルカメラの市場が凋落の一途をたどっています。

 

デジカメ市場の凋落が止まらない・・・

 デジタルカメラ市場の縮小が止まらない。全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2018年のデジタルカメラ市場は絶頂期である10年の約30%規模まで縮小していることが分かった。19年は、さらに下回る可能性がある。
さらに細かくデータを見てみると、最も販売台数が多かった10年の販売台数を100.0とした際、18年の市場規模は30.2まで落ち込んでいる。19年は、10月までで21.2になっている。30.0を超えることはなさそうだ。カメラ映像機器工業会のデジタルカメラ統計でも、出荷台数が1億2146万3234台(10年)から1942万3371台(18年)へと減少し、約16.0%規模にまで落ち込んでいる。
出所)「デジカメ販売、8年で7割縮小 岐路に立つカメラメーカー」BCN(2019年11月10日配信

 

販売、出荷台数が激減している理由は紛れもなく「スマートフォンのカメラ機能」にあります。

 

今ではスマホカメラでもかなりの高性能な画像が撮れます。
また、そのままSNSにUPする利便性を考えると、スマホに加えてわざわざデジタルカメラを持つ理由がほとんどないのが実情となっています。

 

使い捨てカメラからデジカメへ、そしてスマホへ! そのなかでデジカメの未来は!?

とはいえ、デジタルカメラも一時代を築いた大流行ヒット商品のひとつです。

 

それは「写ルンです」に代表される使い捨てカメラの流行を一気にかっさらった過去があります。
そのくらいデジタルで写真を写してその場で確認できる、編集もできるといった機能は当時衝撃を持って迎え入れられました。

 

先日ブログでも紹介しましたが、現在、写ルンですなど「使い捨てカメラ」は、パノラマ機能、ワイド機能、音声保存機能など、新しい機能や付加価値をを付与することでデジタルとは一線を引いた商品ラインナップとして根強い人気をキープしています。

 

おそらくデジタルカメラの市場も、超高級品となるような高付加価値商品でマニア向けに販売するものと、こちらも高級でかつ多様な機能が付与された商品でマニアと一般人のあいだくらいを狙った商品が求められるのではないでしょうか。

 

廉価品は、スマホカメラと競合してしまいますので実質無料と捉えられているスマホに勝ち目はないと考えられます。

 

一時の使い捨てカメラを凌駕したデジタルカメラですが、盛者必衰ともいえそうですが現在はスマホの勢いに風前の灯火となっています。

 

どのような形で市場を維持するのか、それともまったく新しい市場を開拓するのか、デジタルカメラメーカーのビジネスアイデアに期待しています。

 

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